「独立サポート」ってTwitteで見るけどどうなんだろう??
それでは、実際に受けた感想を書いていくね〜
こんにちは。
今回は私が受講した「独立サポート」について書いていきたいと思います。
(今はデイトラ キャリアサポートに名称が変わっているみたいです)
受講前の状態
内容を書き進める前に、私のスキルや受講前の状態について書いておきます。
スキル
デイトラのWEB制作コース終了、デザインコース中級編終了。
メインはコーディング。
具体的なスキル具合としては、
【コーディング】
HTML・ CSSを用いたコーディング、JavascriptやjQueryを利用したアニメーション、PHPを用いたWordPressの構築。
【デザイン】
figmaを用いたLPやコーポレートサイトの作成
実務経験
- 実務経験全くなし
- 営業に関してはTwitterで案件応募に1度応募したことがあるのみ
といった状態です。
では、本題の独立サポートに入っていきたいと思います。
デイトラ独立サポートとは?
デイトラとは?
この記事を見て下さっている方は、デイトラ受講生が多いのかな?と思いつつ、念のために。
「デイトラ」とは、東京フリーランス ( https://tokyofreelance.jp/ )が運営しているプログラミングスクールです。
Twitter発のプログラミングスクールで、 #デイトラ というハッシュタグを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
実務ですぐに使える実践的なカリキュラムに加え、現役エンジニアのメンターにカリキュラムについて質問もできプログラミングスクールです。
WEB制作コースを始め、WEBデザインコース・Ruby/Railsコース・動画編集コース・Shopify EC構築コース・Pythonコース、と現在合計6つのコースがあります。
(今後他のコースも増えるみたいです)
詳しくは以下のデイトラ のサイトを参照して下さい。
独立サポートとは?
上でも書いた「東京フリーランス」が運営する 駆け出しフリーランスの独立をサポートするサービスです。
豊富なフリーランス経験を持ったメンバーが、技術面営業面から稼げるように2ヶ月間サポートして下さります。
過去にもこの独立サポートを通して多くのフリーランスを輩出しています。
主なサポート内容としては以下です。
- 営業のノウハウが詰まった「フリーランスの営業の教科書」
- Slackでのメンターさんに営業文の添削や困った時の技術的サポート
- 売上15万円を達成するまでのサポート
基本的には、slackでのグループとRemoでのミーティングというオンラインで完結します。
そのため、地方や海外在住の方でも安心して参加できると思います。
過去に実際に参加された先輩方のインタビュー記事もあるので、気になる方は以下のリンクから読んで見て下さい。
受講できる人
デイトラのカリキュラムを完走(終了)した人、または、応募時点で完走見込みであること。
(過去には同等のスキルがあれば応募できましたが、現在はデイトラ生のみの応募だそうです。)
また、受講には選考があります。
過去のデイトラ の中級編、上級編の最終課題のURLを提出します。
受講している層としては、私が受講した期はWEB制作コースの方が多かったです。
ですが、デザインコース卒業生も何名かいらっしゃいました。
まずはデイトラ を完走しないといけないのね〜頑張る〜!
受講料
¥179,800(税込)
期日までに銀行振込でした。
フリーランス or 独立見込みじゃないと参加できないの?
名前が「独立サポート」なので、既にフリーランスとして活動している or 独立見込みでないと参加できないのか?と疑問を持った方もいらっしゃったと思います。
→参加するにあたって独立している、独立見込みの有無は関係ないです。
実際に参加されている方の職種や肩書きは様々でした。
実際にフリーランスとして活動されている人、将来フリーランスとして活躍したいと考えている人、会社員で副業として取り組んでいる人、学生、主婦、転職活動中の人、等様々です。
ですので、フリーランスじゃないけど参加できるのかな、、、と思っている方でも大丈夫です。
独立していなくても参加できるんだね!
うん! 次は受けてよかったことを3つに分けて書いていくね。
受けてよかったこと
①サポートが充実
2ヶ月間、たくさんのサポートを受けることができました。
先ほどの段落でも書いた点について詳しく書いていきたいと思います。
営業のノウハウが詰まった「フリーランスの独立の教科書」
実際にフリーランスをするにあたっての心得や具体的な営業方法が動画や文章で詰まった教科書で、まずはどのように営業をしていくのかを学びます。
また、営業方法だけでなはなく、案件をとった後にどのようにクライアントと進めていったら良いのかということも解説されていて実案件の流れをここで学習することができました。
実務未経験で、仮に案件を取れたとしてもどうやって進めていったらいいのかが全くわからなかったので、実際のフリーランスとしての実案件の流れをここでイメージすることができたのでよかったです。
そして基本的なインプットはここで終え、どんどん営業をかけていきます。
Slackでのメンターさんに営業文の添削や困った時の技術的サポート
受講生1人1人にフリーランス経験豊富なメンターさんがつきます。
メンターさんの顔ぶれは以下の通りです。
2ヶ月間メンターさんにチャットで質問をすることができます。
実案件をこなしていると、よくわからない実装などたくさん出てくると思います。
もちろんわからない実装が出てきたら、自分でひとまず試してみたり、検索することが大切です。
ですが、調べてもよくわからないことはたくさんあると思います。
私も実際、そんなケースがたくさんあり、メンターさんにお世話になりました。
駆け出しで実務経験なしで頼れる人もいない状態で案件に取り組むのは本当に不安なので、このサポートは本当に大きかったです。
また技術面のサポートだけではなく、営業文の添削をして頂けます。
営業文のテンプレートなどもあり、それに沿って営業文を書きましたが、営業をしたことのない私にとっては自分が書いているものがあっているかとても不安でした。
営業経験のあるメンターさんが第3者の目線で添削してくださり、自分が気づかなかったポイントにも気づくことができました。
また、上記の2つのみならず、案件を獲得し、制作会社やクライアントとやりとりをしていると、「どのように返信をしたらいいのだろう?」とか「こんな事言われたんですけどどうしよう」といったケースに出くわすと思います。
そんな時でもメンターさんに相談できるのでとても安心感がありました。
売上15万円を達成するまでのサポート
「結果を出せるか不安、、、、」というと思われる方もいらっしゃると思います。
独立サポートには、条件(毎週10件以上提案や営業をする)を満たす限り、15万円受注するまで無制限でサポートしてくれるという制度もあります!
②モチベーションが上がる環境
2つ目は、モチベーションが上がる環境に自分の身を置くことができることです。
自分のやる気も、どんな環境に身を置くかでかなり変わってくると思うので、独立サポートに参加していた2ヶ月間はかなりモチベーションを保つことができたと思います。
週に1度のミーティング
週に1度、ミーティングがあります。
ミーティングでは、営業方法やそれに関する情報などを教えて頂けます。
オススメの営業方法や、勉強書籍や勉強方法、オススメのサービスなど多岐に渡り、実際に第一線で活躍されているフリーランスの方のリアルな声を聞けるのでとても貴重でした。
オススメの本などを紹介してくださった時も、「実際にこれを読んでよかった」と紹介して下さるので、実際の経験に基づいているので実践的でとてもありがたかったです。
実際にミーティングで紹介されていた本を買って勉強してみたり、ツールを使用して業務効率化を図ったり、少しずつですが自分のものにしていきました。
しかも、週に1度ミーティングがあることで、だらだらすることなく、気持ちを切り替えることができるのでモチベーションを維持できます。
私は毎週ミーティングを楽しみにしていました。
また、後半には座談会という形で独立サポートのメンバーと話す機会があります。
全員で話す訳ではなく、いくつかのテーブルに別れ、好きなテーブルに参加して話す形なので話しやすいです。
運営のショーへーさん( @showheyohtaki )やメンターさんに色々相談するもよし、同期と報告や情報交換をするもよし、毎週とても有意義な時間でした。
遠方に住んでおり、オフラインで人に会うことが厳しかった私にとって、週に1度交流の場があるのはとても嬉しかったです。
③同期との繋がり
一緒に頑張る人がいる
上と少し被ってしまいますが、2ヶ月間一緒に頑張る同期の存在は大きいです。
全員がデイトラのカリキュラムを終了し、これから独立しよう! 稼げるようになろう!という人達ばかりです。
日々の報告をするスレッドやTwitter、ミーティング後の座談会で現状報告や情報交換をしたり、同期の話を聞いて刺激を受けたりしました。
同期のいい報告を聞くとおめでとう、という気持ちと同時に自分も頑張ろう!!という気持ちになります。
WEB制作を初めて見たがいいものの、一人で黙々と作業するだけでは何度も心が折れそうになると思います。
私は独立サポートに参加するまでWEB制作をしている知人もおらず、ただただ黙々と勉強していました。
辛うじてここまで続きましたが何度もやめそうになりました。
独立サポートを受講する前は営業や技術的なサポートが魅力的で申し込みましたが、終わってみると一緒に頑張る同期の存在は大きかったと思います。
オフラインで会えないけど大丈夫?
「SNSでオフラインで交流しているのを見るけど遠方なので参加できない、、、」
地方や海外在住の方はオフラインで会えないことを心配される方もいらっしゃるかもしれません。
先ほども書いたのですが、私も地方在住でオフラインでの交流はできませんでした。
ですが、オンラインでも交流はきちんとすることはできます!!
交流の手段としては、先ほども書いたミーティング後の座談会へ積極的に参加したり、Twitterで自ら発信したり、積極的に関わりを持つことで交流も深められると思います^^
じゃあ、地方に住んでいる私でも大丈夫だね。
うん!大丈夫!! 次は実際に2ヶ月で行ったことと成果を書いていくね。
サポート期間に行ったこと/成果
実際、2ヶ月間「独立サポート」に参加し、実際成果はどうだったのか書いていきたいと思います。
営業面
メインはクラウドワークス、制作会社への営業でした。
クラウドワークス 110件提案
→5件受注
10月の2-3週目にまとめて提案を行いました。
応募した案件に採用されなくても、その後「以前、当社の求人に応募してくださりましたよね?」と連絡がくる場合もありました。ですので、採用されなくても返信はしておくといいかも!
また、提案して返信がきた場合、特に複数の候補と迷っている場合は早めにテレビ電話などを行い話を進めてしまうのもいいかもしれないです。
Lancers 提案なし
→5件受注
個人的な感想ですが、Lancersはデザインができると依頼や相談が多かったように感じました。
私はデザイン・コーディングを一貫して行えます、と書いていたからか相談だけでもこの2ヶ月間で8件きました。
ほとんどがデザインコーディング一貫して行うorデザイン案件でした。
figmaのツールを指定される方も2名いらっしゃって、figmaは使える人が少ないので使えると助かるとおっしゃっていました。
figmaが使えるデザイナーさんはひとまず登録だけでもしてみるといいかもしれないですね。
ココナラ 提案なし
→受注なし
ひとまず安価で実績作りのために登録だけしました。(LP ¥11,000-)
ですが、特に提案や営業をしなかったこと、そしてココナラでの実績がなく、特出した強みもなかったので受注はなしでした。
そのため、初めてココナラで出品する場合は 小さな案件での実績作りと周りとの差別化が大切だと感じました。
制作会社 80社メール
→返信:7件、面談5件、契約書やNDA結ぶ2件
質より量を重視し、10月2-3週目に一気に送りました。
書いた内容としては、基本的にテンプレートに数行足す程度でした。
ですが振り返るとあまりにもテンプレートのままだったのでもう少し各会社毎に文章を付け加えればよかったかな、と思いました。
お仕事を頂いている制作会社さんはそんなに多くないですが、少しずつ信頼を築き上げ、継続的にお仕事を頂けています。
ビジネスマッチング(yenta) マッチング121人、面談7人
→ディレクター、経営者、動画編集者、マーケターメインでマッチングしていました。
結局直接的に案件獲得には至りませんでしたが、人脈が広がったり、案件が出てきた時に外注する候補の1人になったり、他業種の方とパートナーを組んで協業の話が出たり、といい機会になったと思いました。
ですが、誰それ構わず面談するよりもきちんと目的を持って業種を絞って面談をするのがいいと思いました!
私は、「協業できるか」、「案件に繋がるか」というところを軸にして業種を絞っていました。
無料プランだとマッチングする業種を絞ることができないので、使用するならばプロプラン(¥5,000-/月、お試し1週間無料)で業種を絞ってマッチングをするのがいいかもしれません。
エンドクライアント営業 2件
→受注なし
飲食店へのいきなり飛び込み営業になってしまったので、今後はもう少し人脈を広げてから営業すべきだと反省しました。
後、名刺は早めに作っておいたほうがいいかもしれません!
私は名刺を作るのは遅くて、名刺を配るタイミングで配れませんでした。笑
打ち合わせなどでも名刺はあったほうがいいかもしれないので営業を開始すると同時に作った方がいいと思いました。
受注内容・金額について
受注総額
この2ヶ月間の受注総額は以下の通りです。
10月 ¥386,000-
11月 ¥736,700-
合計 ¥1,177,700-
※受注金額なので、売上ではありません。
内訳
クラウドワークス ¥717,760-(5件)
Lancers ¥167,340-(5件)
制作会社 ¥292,600-(7件)
クラウドワークスで大きめの案件を獲得できたことが大きかったです。
ちなみに、デザイン、コーディングの割合は、
デザイン(4件)
コーディング(7件)
デザイン+コーディング(4件)
コーディング修正(2件)
でした。
参加しただけで稼げるは間違い?
こちらのサポートは、参加しただけで稼げる訳ではないです。
独立サポートはあくまでも「サポート」であり、主体は自分自身。
参加するだけで仕事が絶対にもらえるわけではありません。
主体的に営業をかけたりしていかないと、メンターさんにする質問も出てきません。
駆け出しの状態で身を置くにはこの上ない環境だったと思うので、この環境を活かして どんどん営業をかけていく、といった流れです。
サポートを受講するにあたって、以上のことを踏まえて、
- 本気で稼ぐ力をつけたい
- サポートで得たノウハウを元に主体的に行動できる
- 一人では心細いし、モチベーションをあげる環境が欲しい
など、上に当てはまる方にとってはとてもいい環境だと思います!!^^
最後に
私は、この駆け出しの時期に、営業と技術のサポート、そして一緒に頑張る仲間がいる環境で2ヶ月間取り組めたので「独立サポート」に参加してよかったと思います。
実務未経験で営業面、技術面共に未熟な上に営業のやり方も案件の進め方もわからない、、、となると一人でフリーランスとしてお仕事をするのは想像もできないくらい大変だと思います。
サポートに参加する前は、自分がフリーランスとして営業をして案件をこなしているというイメージもあまりついていませんでした。
サポートが始まっても、営業することが怖くて、正直クラウドワークスで軽そうな案件ばかり応募していました。笑
ですが、思い切って制作会社などにも営業を開始してみると、失敗もたくさんありましたが、少しずつ慣れてきて、面談なども少しずつできるようになりました。
失敗しても制作会社は全国にたくさんあるし、失敗しても死なないので思い切ってみることが大切かな、と思いました。笑
まだまだわからないことばかりですが、一通りの案件の流れも実践でき、この2ヶ月で色んな営業方法や知識、技術、経験を得ることができました。
独立サポート終了が終わりではなく、これをスタートラインとして今後も頑張っていこうと思います。
独立サポートについて前より具体的なイメージが掴めた気がするよー!
検討してみるね。
もし受講を検討されている方の参考になれば幸いです。
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